保証会社のいらない賃貸住宅ってあるの?『あります』

保証会社のいらない賃貸住宅ってあるの?『あります』

保証会社は基本的には必須になってきています

ない物件を探すことも可能ですが、住みたい住宅ではないことも多いです

保証会社ナシで営業マンにまず相談してみましょう

もしかして、そういった物件もあるかもしれません

一番確実なのはUR都市機構が運営しているUR賃貸住宅です

UR賃貸住宅は日本のどこの物件でも保証会社を通さない独自のシステムで運営されています

もし、どうしても保証会社に入りたくない場合はUR賃貸住宅から探し始めることをおすすめします

 

家賃保証会社とは

保証会社は2001年に全保連株式会社が初めて不動産賃貸の保証を行い、日本セーフティー株式会社・日本賃貸保証株式会社・株式会社CASAなど次々とでき現在では147社の家賃保証会社があり、契約の6割を保証会社の契約ということが言われています

住宅の場合はほとんど保証会社アリの契約で事業用不動産などは保証会社が利用できないものも多いため全契約の6割が保証会社が絡む契約です

つまり、儲かるためにこのように一気に増えてきています

 

■保証人アリで家賃保証っておかしい

保証人の代わりの家賃保証会社ですが、保証人をつけて更に保証会社も加入しなければならなくなっています

理由は不動産会社と家賃保証会社の利益確保のためです

家賃保証会社に加入するのに家賃の1か月分の費用がかかります

この費用は家賃保証会社と不動産会社が利益を分け合います

家主さんには一切利益はありません

 

■保証会社って儲かっているの?

現在は非常に儲かっています

ただ、家賃滞納が増え始めると持ち出しがふえてきます

今後の日本経済次第ということになります

 

■高い賃貸保証は払いたくない

保証料はとんでもなく高いです

  • 保証人アリのプランでしたら、家賃の50%以上
  • 保証人ナシのプランでしたら、家賃の100%以上

にもなります

保証会社次第で毎年請求されるような、鬼のような会社もあります

保証会社の内容については入居時の契約で十分に確認しましょう

トラブルの元によくなっていることです

 

■負担はすべて借主負担

家賃保証の費用はなぜ、買主が全額負担すべきものかとよく聞かれることがあります

理由はありません

取りやすい入居者から取るというシステムになっているからです

ほとんどありませんが、物件によっては家主負担というものも実はあります

 

■保証会社必須でない賃貸ってあるの?

工場・倉庫などの事業用の賃貸の場合はないものも多いです

住宅賃貸の場合はほとんどの場合保証会社必須になっています

なぜ、ここまで保証会社必須というものが増えたかというと、不動産会社の負担軽減ということもあります

審査は今まで管理会社や不動産会社が審査を行いました

ただ、手間と労力そして経験がかなり必要です

私も審査を昔していましたが、反社の方を入居させてしまい大変なことになりました

保証会社はそういったデーター管理をしており、審査を能率的に行うことができることで必須というものが非常に増えてきています

今後もなくなることはまずありません

 

■保証会社が負担する家賃はいつまで?

家賃滞納している物件をすべて保証会社が負担するというわけではありません

短い保証期間の保証会社の場合は3ヶ月間というところが多いです

長くても半年間です

その間に退去してもらうように保証会社の営業マンが入居者と交渉を重ねます

 

なぜ、保証会社がある?

■不動産会社と保証会社の利益構造と仕事の効率化

不動産会社と保証会社が保証料を分け合います

まず、保証会社加入システムが不動産会社の利益構造に大きなものになっています

8万円の家賃の場合、2万円が不動産会社の利益で6万円が保証会社の利益になっています

1件の契約で色々と儲かるシステムが出来上がっています

 

審査の負担を不動産会社や管理会社がしなくても、保証会社が審査を行ってくれるから業務量も削減して更にお金も儲かるとんでもなくいいシステムということになります

 

■一回きりの保証料と毎年かかる保証料の違い

保証料は基本的には入居時の1回きりです

更に儲けたい保証会社は1年に1回請求してくるサブスクリプションという制度を取り入れています

入居時だけでなく、毎年毎年利益が入るシステムです

 

■保証金・敷金を安くするため

保証会社が入居者にとってマイナスだということを書いてきましたが、入居者のためになることも実はあるのです

保証会社がない時は、賃貸住宅の初期費用は100万円近くすることもよくありました

万が一の保証ということで敷金50万円保証金50万円ということもあり、まとまったお金が必要な時期もありました

保証会社があるということでそこまで必要なくなったために敷金・保証金がすくなくてもいいということで初期費用が安くなってきています

 

賃貸保証会社に入らない賃貸住宅

■保証会社不要のUR賃貸住宅はなぜ?

UR賃貸住宅は契約からシステムまで民間とは全く違うシステムです

そのために保証会社は一切不要です

そのために独自のシステムということで家賃の4倍の収入(税込み)を入居時に確認されます

入居審査は厳しいけどお金には優しいということです

 

■不動産会社が直接管理している物件は保証会社なしになる可能性も

民間賃貸住宅でも不動産会社が所有している物件や管理している物件の場合は保証料を相談することも可能ということもあります

他社物件ではなかなか難しいですが、自社物件であればある程度自由は利くからです

もしどうしても保証会社に入りたくない場合は、管理している不動産会社に直接相談することで可能になることもあるかもしれません

 

まとめ

保証会社の費用負担はすべて入居者負担。

更に保証人をつけることも言われることも多い問題の多い制度です

また、保証会社が家主さんに家賃保証するのは3か月~6か月間です

その後、家賃保証はしません

つまり、不動産会社と保証会社が儲かるシステムになります

保証会社をどうしても利用したくない場合はUR賃貸住宅でご検討することをおすすめします

 

■ お得にUR賃貸にご入居できる

当社ではUR賃貸へのお引越しを考えている方にお得なサービスをご提供させていただいております

入居前に当社でお部屋の仮予約をしていただき、書類をUR賃貸にご提出してご入居いただきますとご入居お祝い金として家賃1か月分のキャッシュバックを行っています

余計な費用がかかるということもありません