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ペットを賃貸で黙って飼うと大きなトラブルに発展する可能性も

ペットを賃貸で黙って飼うと大きなトラブルに発展する可能性も

ペット飼育禁止の賃貸マンションでペットを飼育するとほとんどの場合バレてしまいます

理由は泣き声や退去時にペット飼育していることの痕跡(傷・ニオイ・ペットの毛)があることでわかります

退去時のルームチェックをするのは熟練した管理会社の担当者です

隠し通すのは非常に難しいということになります

何故、ペット飼育を不可にしているのかと黙って飼育した時の大きな代償についてまとめてみました

 

ペット飼育可能なマンションと禁止しているマンションの違い

■人気マンションはペット飼育しない訳

築浅物件・駅近物件などは人気が高いのでペット飼育禁止でも入居者が入ってくるというマンションの場合が非常におおいです

そのような物件でペットを飼育していることがバレると家主・オーナーがかなりお怒りになられてしまいます

そのために臭いが無くなるように消毒・ハウスクリーニング・クロスやフローリングをすべて新しいものに変える高額請求書が送られてくることにもなります

駅近・築浅マンションでのペット飼育が高額請求になる理由の一つです

 

■ペット飼育可能なマンションは人気がないことが多い?

ペット飼育は家主・オーナーは実は本当は飼ってもらいたくないのですが、人気がないマンションのため集客活動の一環でペット飼育可能する場合が多いです

今でこそペット飼育可能なマンションが増えてきましたが、昔は賃貸ではペット飼育ができるアパート・マンションはまずありませんでした

空室で困っているアパート・マンションがペット可能なマンションとして募集されていることが非常に多いです

そのため、駅から遠いことや古い物件が多いのも理由の一つになります

 

■黙って飼育すると

⇒強制退去通知(内容証明郵便)

⇒現状復旧費用を請求される

 

負担額が多くなるのが建具です

ドアや柱を変えるとなると数十万単位のお金がかかってしまいます

そのほかにペット臭です

ペット臭を取るためにすべてのクロス交換、フローリング交換を求められることがあります

入居者と家主の原状回復費用のトラブルを回避するために、国土交通省が『原状回復のガイドライン』を作成しています

ガイドラインは両者が裁判になったときの判例を基に作られていますが、ペット禁止で飼育された時のクロスの全面交換などは減価償却に関係なく請求が認められています

臭いの強いペットの場合は特に注意が必要です

 

なぜ、バレる?

■鳴き声

ペットの鳴き声は近隣住民からの家主への苦情でわかることが多いです

特にバレる可能性が高い理由です

そのほかにもいろいろなところでバレることがあります

  • 外から窓際でいる猫でバレる
  • 猫が逃走してバレる
  • 飛び跳ねる音でバレる
  • 臭いでバレる
  • 泣き声でバレる
  • ゴミに猫の音入れの砂を入れてバレる
  • 定期検査でバレる
  • 複数で飼育することでバレる

散歩をさせない猫ですが、黙って飼育していると色々な場面でバレる傾向が非常に強いです

■犬を飼った時のトラブル

犬を飼育した時は散歩に連れて行くと他人にみられてしまうという事情があるために、運動不足やストレスで鳴き声やドタバタしてしまい近所から苦情が来ることが多いです

最近では建築コストを抑えるために、外観は鉄筋コンクリート・鉄骨造りに見える立派なアパート・マンションが木造ということもよくあります

木造住宅の場合はかなり音が響いて近所に迷惑をかけてしまいます

 

■猫を飼った時のトラブル

ペット飼育の中で一番トラブルになりやすいのが猫です

理由はニオイと柱や建具に対する傷です

猫の習性上、爪を研ぐ癖があり柱や建具で爪を研ぐとボロボロになります

退去時には建具交換、柱交換など高額な請求が来る可能性が高くなります

去勢していないオスの猫のおしっこはアミノ酸の一種『フェリニン』が空気に触れると『チオール』という特異な悪臭を発生させます

臭いが取れないという理由でクリーニング費用やすべてのクロス交換、建具交換を求められとんでもない金額を請求されて裁判で争うことも過去よくある話です

猫の場合は猫を飼ってもいいという許可がない賃貸では絶対飼わないほうがいいと思われます

 

■ハムスター・小鳥・爬虫類は飼育はできるの?

小動物の飼育については特に注意が必要です

犬・猫でない小動物はペットではないという認識の方も多くいらしゃいます

家主さんによって考え方が違いますので、事前に飼育できるかご相談していたほうがいいです

 

■水槽で金魚や熱帯魚は飼える?

UR賃貸住宅などでは水漏れの可能性があるから禁止されています

大量の水が入る水槽は地震や事故の原因にもなります

水槽の設置についても事前に家主さん・管理会社に確認しておいたほうがいいです

 

原状回復費用の現実!違約金の相場とは?

ペットを黙って飼育した時の現実は高額になるケースが多くあります

間取 かかった費用
1R(20㎡) 30万円~50万円
1LDK(30㎡) 50万円~60万円
2LDK(50㎡) 60万円~70万円
3LDK(65㎡) 70万円~80万円

あくまでも目安の金額になりますが、ペットを飼育することで大きな代償を支払う可能性もあります

単価については各管理会社が依頼するリフォーム会社によっても価格が変わりますので一概には言えませんが、広くなればなるほど補修費は高くなる可能性があります

 

⇒違約金『原状回復費用』について

■傷の補修費用

建具交換は非常に高価になります

柱の傷を修理する場合リペア補修といって専門業者に傷がわからないように特殊な補修を行います

一か所を直すだけで数万円の補修費がかかります

部分補修ができないぐらいに全体で傷や穴がある場合は交換ということになります

  • フローリング張替え費用⇒6帖で7万円~10万円
  • ドア1枚交換費用⇒8万円~10万円
  • 1部屋のクロス交換⇒6万円~10万円
  • 柱の交換⇒5万円~12万円

 

■臭いの補修費用

ペットを飼育することで建具や壁紙に臭いが付着します

その付着をオゾン消臭で脱臭と除菌を行います

3万円~8万円

参照:みんなのマーケット株式会社

と部屋の大きさによっても変わってきます

 

■畳の交換費用

通常畳は表替えということで表面だけ変えるリフォームを行います

ペット飼育をしている部屋の畳は臭いや傷みが酷い場合、新しい畳に交換する場合もあり、高額になります

リフォーム内容 相場(1枚当たりの値段)
表替え 3,000円~9,000円
新調 8,000円~23,000円

畳を高いリフォーム会社で交換すると6畳の部屋で12万円以上かかってしまいます

 

■壁紙の張替え費用

壁紙はよくトラブルになります

通常は汚した箇所や傷めた箇所だけのリフォームになりますが、ペット飼育していた部屋の場合は家主さん・管理会社によっては部屋全面の壁紙交換費用を請求されることもあります

理由としては臭いがついているから交換しないと次に貸せないといわれてしまいます

 

⇒家主・管理会社次第で金額は変わる?

■家主さんはいろいろ

  • 厳しい家主さん
  • 争う気が満々の不動産会社所有の賃貸マンション
  • 高額なリフォーム会社に依頼する家主さん

 

■管理会社と町の不動産会社の対応

  • 管理に厳しい不動産屋
  • ルームチックが適当な管理会社

 

外からではわからない賃貸マンションの所有者と管理システムによって、対応はガラリとかわります

 

黙ってペット飼育した時退去時は?

■掃除をして芳香剤・空気清浄機で誤魔化す?

ルームチェックをするときに、ペット飼育をしていたお部屋に行くとペット臭がどうしても気になります

入居者さんに確認して『ペット飼育していましたか?』

と質問をさせていただきます

『飼育していない』と言われてしまうとそれ以上なかなかいうことはできません

建具の傷やペットの毛がなければなかなかわかりにくいものです

 

■バレたらそれを口実に高額請求の可能性も

ペット飼育をネタに高額請求をする不動産会社も稀にいます

禁止されているマンションでペット飼育するという負い目から原状回復以上の請求に対して支払いする必要はありません

復旧単価が高くないのか?

など必ず明細を確認することをおすすめします

関連記事:【UR賃貸の原状回復費】退去する時にいくらかかる?

 

■除菌・消毒費用がかかる

■原状回復費用の見積もりを出してもらう

■国土交通省のガイドラインで原状回復費用と自然損耗の違いを確認

■立ち合いを必ずする

■立ち合い時に写真・動画を撮影させてもらう

■復旧費の単価の確認

 

まとめ

長年、不動産賃貸業をしていると家主さんの個性でマンションの管理が大きく違うということに気が付きます

退去後の部屋をリフォームはできるだけしないで次の入居者を募集してくださいという方やペット飼育された部屋はすべて元の状態に戻してくださいという場合などもあります

また、不動産会社が所有しているマンションもよくあります

高額請求をして入居者と徹底的にあらそう会社もよくあります

ペット飼育不可のマンションでペットを飼育することで大きなトラブルに巻き込まれることも十分にありますので、決してしないほうがいいです

 


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