持ち家を売却して賃貸を選択する方も最近では増えてきています
やはり、子供が独立した大きな家で夫婦二人暮らしは効率的でないという方や戸建の場合は足が不自由になると2階や3階の部屋にはいけないということもあります
住宅ローンも残りわずかの方や完済している方が家を売却して賃貸を選ぶのは本当にお得?それとも損?
家賃を毎月8万円を50年支払うと4,800万円
50年間支払い続けた家賃は全くなにも残らないということです
得か損かというと、やはり損しているのではないかと思います
不動産を貸す家主さんは損するような賃貸業をすることはありません
やはり、儲かるから賃貸業をされているということです
ただ、子供が独立してお金にも余裕がある状態になると、より住みやすいということを考えると交通のアクセスがよく、階段のないマンションは魅力的です
老後、自宅を売却して賃貸に住む方の理由とは
●子供に不動産を残さない
相続した不動産を兄弟姉妹で争うということは決してドラマ・映画の話ではありません
相続の結果、兄弟姉妹の中が悪くなり『絶交』ということもあります
できれば資産がないほうがいいという方もいらしゃいます
ただ、老後生きていくには年金、資産がある程度ないと大変です
不動産を売却して金融資産に変えることで残りの人生を楽しむということもできます
●大きい家は費用がかかる
一戸建てなら住宅費がかからないということはありません
固定資産税・都市計画税と大きな税金を毎年しはらわなければいけません
更にリフォームも必要になります
高齢者になるとリフォーム会社のいいなりで数千万円の工事を依頼する方もいらしゃいます
若いころは慎重に情報を集めていたけれども、高齢になると情報弱者になることもあります
費用のかかる自宅を早めに売却するという選択肢もあります
●戸建は自然災害に弱い
自然災害がますます増えてきている日本ですが、戸建住宅の被害が非常に多いです
避難するのにも時間がかかるということでマンションの方が建物は非常にしっかりとしています
●今後住宅が余る
乱暴な話にはなりますが、不動産は捨てるということはできません
不動産は持っていると固定資産税・都市計画税などの税金がかかります
また、建物は管理責任が発生します
不動産が今後マイナスの資産になることもあります
あらかじめ、いい価格で売却できる時に売却するという方法もあります
まとめ
持ち家のメリットは今までの人口が増えている時代では資産になっていました
現在も都市部から離れた地方では不動産価格は下落して、売れない商品もあります
今後、人口が減少することで都市部でも売れない不動産というものも出てくる可能性もあります
資産としての不動産が今後どのように変わっているかを注意深く見ていくことをおすすめします