保証会社の審査不要のUR賃貸住宅がおすすめできるポイント

保証会社の審査不要のUR賃貸住宅がおすすめできるポイント

以前は、賃貸物件を借りる際は、連帯保証人が必要な事が多かったですが、最近では連帯保証人を立てる代わりに、賃貸保証会社を通して契約するケースが増えてきました。

しかし、様々な事情で保証会社を通さない形で、賃貸住宅を借りたいという人もいますよね。

 

そのような場合、どうしたら良いのか分からないという人も多いのではないでしょうか?

今回ご紹介するUR賃貸住宅では、保証会社を通さないで契約する事が出来るのです。

そこで、UR賃貸住宅のお得なポイント3選を、ご紹介していきたいと思います。

 

保証人不要のUR賃貸住宅のおすすめポイント

保証人不要のUR賃貸住宅のおすすめポイント

① 保証人なし保証会社不要

◆ 保証人を依頼する必要がない

通常、賃貸住宅を申し込む場合は、保証人を立てることが多いですよね。

保証人を立てた場合、借り主が家賃を滞納した際や、修繕費用の支払いなど、借り主が支払えない場合に同等の支払い義務が保証人には生じます。

日本の保証人制度は世界にも類をみないぐらい厳しい制度になります

できれば自分のことは自分で終わらせたいのではないでしょうか

また、借り主が原因である近所でのトラブルへの対処の責任も負う事になるのです。

そのため、賃貸借契約を交わす際に、保証人が必要という部分が非常にネックとなる人が多くいます。

 

◆ 保証料の負担がない

そのような中、近年の保証会社利用を後押ししている背景としては、高齢化社会の影響で保証人になれない親族が増えている事や、外国から出稼ぎなどで日本へ来ていて、身近に保証人を頼めるような人がいない外国人が増えているという点があります。

そのような問題を解決する為、UR賃貸住宅では一般の賃貸住宅とは異なり、保証人や保証料がなくても平均収入額が一定の基準を満たしていれば、入居できるシステムを導入しているのです。

家賃保証会社の負担も重いのも問題です

保証会社保証費
A社家賃1か月分(毎年負担)
B社家賃1か月分
C社家賃1か月分+保証人

 

これは、URが独立行政法人都市再生機構が管理・運営している賃貸住宅だからです。

そのため、保証人を身近な人に頼むストレスがなく、スムーズに入居する事が出来るのです。

賃貸住宅を借りる際に大きな壁となる、保証人や保証料の支払いを心配することなく、UR賃貸住宅では申し込みをする事が出来ます。

関連記事:保証人・保証会社負担を避けるにはUR賃貸住宅がおすすめです

 

② 初期費用は敷金2ヵ月で礼金なし

2つ目は、初期費用は敷金2ヶ月で礼金なしという点です。

引っ越しは、何かと初期費用がかかりますよね。

新しい家具の購入や、新生活で必要となるものを揃える為には、それなりに費用がかさむことも多いでしょう。

そのような時に、賃貸住宅を借りる際の初期費用は、出来れば安く抑えたいものですよね。

今回ご紹介しているUR賃貸住宅では、なんと仲介手数料なども必要なく、敷金2ヶ月分で礼金が発生しないのが特徴です。

 

UR賃貸住宅では、入居時に必要なものは、「敷金2ヶ月(月額家賃の2ヶ月分)」「日割り家賃」「共益費」だけになっています。

さらに、キャンペーン中の場合は、敷金の負担が軽くなる場合もあるのです。

このように、通常の賃貸住宅を申し込むと、必ず必要となる初期費用が、UR賃貸住宅では必要なく初期費用を抑えることが出来るのです。

関連記事:UR賃貸の特徴を紹介!無職や保証人がいなくても利用することができるのか?

 

③ 審査が収入審査のみ(自己破産・ブラックリストOK)

それでは最後に、UR賃貸住宅の唯一の入居審査である収入に関して解説していきましょう。

 

UR賃貸住宅では、保証人や保証料が不要という代わりに、収入額が一定基準を満たしているという条件が必要となります。

例えば、世帯でUR賃貸住宅を申し込む場合の、基準月収額をご紹介します。

①家賃が8万2500円未満の場合:家賃の4倍→家賃6万円の場合の基準月収額は24万円

②家賃が8万2500円以上20万円未満:33万円(固定額)

③家賃が20万円以上:40万円

 

では次に、単身でUR賃貸住宅に申し込む場合の、基準月収額をご紹介します。

①家賃が6万2500円未満の場合:家賃の4倍→家賃が5万円の場合の基準月収額20万

②家賃が6万2500円以上20万円未満:25万円(固定額)

③家賃が20万円以上:40万円

 

UR賃貸住宅に申し込む場合は、上記のような収入条件が設けられています。

 

しかし、平均月収額が満たない場合でも、貯蓄の額などの条件によって審査が通る場合もあります。

 

また通常、賃貸住宅を申し込む場合、自己破産の経験があったり、ブラックリストに載っている場合は、入居を断られてしまうケースが多いですよね。

保証会社などは滞納履歴のデーターを持っているといわれています

その点も、UR賃貸住宅なら安心です。

例え、自己破産の経験があったり、ブラックリストに載っている場合でも、先ほどご紹介した月収額などの基準を満たしていれば、入居する事が出来るのです。

(UR賃貸住宅での滞納履歴や現時点で滞納している場合は審査で落ちます)

 

まとめ

さて今回は、保証会社を通さないUR賃貸住宅のお得なポイント3選というテーマで、解説してきましたがいかがだったでしょうか?

賃貸住宅を借りる時は、通常保証会社を通したり、保証人を立てる必要があります。

しかし、UR賃貸住宅では、保証人を立てられない人・ブラックリストに載っている人・自己破産の経験がある人などでも、収入基準を満たしていれば、入居できるシステムを導入しています。

なかなか賃貸住宅に入居できなくて悩んでいる人は、ぜひ今回ご紹介した情報を参考にしてみてくださいね。