賃貸安心サポートは必要？上手な断り方もご紹介します

引っ越しは、何かと初期費用がかかりますよね。

そのため、少しでも必要のない費用はカットしたいと思う人も多いと思います。

そのような中、賃貸を借りる時に加入が任意でありながら、オプションとして加入してしまっている事があるのが「賃貸安心サポート」です。

知らないまま、初期費用がかさんでしまっている可能性もあるので、しっかり覚えておきたいポイントです。

そこで今回は、賃貸安心サポートとはどのようなものなのか、また上手な断り方について詳しく解説していきたいと思います。

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賃貸安心サポートとは？

それでは早速、賃貸安心サポートとはどのようなものなのかという事から解説していきましょう。

賃貸安心サポートとは、内容は業者によって多少異なりますが、だいたいの内容は下記の通りとなっています。

• 鍵をなくした場合に緊急で対応してもらえる
• 水漏れや水の詰まりなど、水回りのトラブルに対して対応してもらえる
• 電気やガスのトラブルが発生した時に対応してもらえる
• ガラスが割れた場合などに対応してもらえる

このように、賃貸に入居している間に発生したトラブルに対して、早急に対応してもらえるサービスが「賃貸安心サポート」です。

これらのサービスは、24時間365日のオプションサービスになっています。

賃貸安心サポートは必要？

では次に、賃貸安心サポートは必要なのかという事について、解説していきたいと思います。

先ほども解説した通り、賃貸安心サポートは入居者にとって非常に役に立つ便利なサービスであることは確かです。

しかし、必ず必要かと言われればそうでもないのです。

実は、賃貸安心サポートでサポートされる内容のほとんどは、賃貸に入居する際に加入する火災保険でカバー出来るものが多いのです。

火災保険では、実際には火災だけに対応しているのではなく、様々なケースで保険がおりる事があります。

火災保険の内容としては、下記のようなものが挙げられます。

• 竜巻や強風で窓ガラスが割れた際の補償
• 水道管が凍結して破裂した際の補償
• 洗濯機のホースが外れて、水が漏れた際の補償
• 洗面台やトイレの便座を破壊してしまった場合の補償
• 家具が倒れて壁が破損した際の補償

このように、火災保険という名前でありながら、様々な生活の中で起きるトラブルに対しての補償が組み込まれているのです。

こうした事を考えると、火災保険に加入しているのであれば、賃貸安心サポートは必ず必要という事ではない事が分かりますね。

火災保険で補償に含まれていないのは、賃貸安心サポートに入っている「鍵をなくした際の対応」ですが、これはたとえサポートに加入していても「鍵交換」が発生した際は、別途で費用がかかる事がほとんどです。

その場合、管理会社に連絡して業者を呼んでもらうにしても、賃貸安心サポートに加入するよりも安く済む事が多いでしょう。

管理会社としては手数料収入魅力です

賃貸安心サポートの断り方

では次に、賃貸安心サポートの断り方について解説していきたいと思います。

賃貸安心サポートを断る際は、最初に不動産仲介業者から出された、賃貸決済金明細書にオプションとして組み込まれている場合は、「賃貸安心サポートは必要ないので外してください」と伝えましょう。

通常は、そのまま「分かりました」と外してもらえる事が多いです。

しかし、もしも「全員に加入してもらっています」というような説明を受けたら、賃貸契約書を確認しましょう。

契約書に書かれていない場合は、任意加入になりますのではっきり断る事が出来ます。

賃貸安心サポートを断る際の注意点

では最後に、賃貸安心サポートを断る際の注意点を解説していきたいと思います。

まず、賃貸安心サポートが任意なのかを、賃貸契約書でしっかり確認する事が大切です。

賃貸安心サポートは、契約書に特約事項として記載されている場合は、強制加入となります。

その場合は、断る事が出来ません。

契約をしてからですと、途中で解約するのが大変ですので、契約する前に必ず重要事項説明の段階で、確認をしておくようにしましょう。

まとめ

さて今回は、賃貸安心サポートは必要なのか、また上手な断り方というテーマで、詳しく解説してみました。

賃貸住宅では、それぞれの物件でオプションという形で加入内容などが異なります。

そのすべては、必ず賃貸契約書に記載されているので、任意の可能性のあるサービスに関しては、事前に契約書を確認しておくようにしましょう。