日本人と比べて海外から来られた方の賃貸住宅を探すのは少しコツがいります
生活するとなると、住む場所が必要です。
そのため、日本で賃貸を探す外国人が増えています。
しかし、外国人に対して対応している不動産会社はあったとしても、ネパール人などあまり多くない外国人に対しては、対応していないという会社もまだまだ多いのが現状です。
そこで今回は、ネパール人の賃貸におすすめの賃貸物件とは？というテーマで、詳しくご紹介していきたいと思います。
ネパール人で、賃貸を探したいという人はぜひ参考にしてみてくださいね。
ネパール人が賃貸を探す際に困る事とは？
それではまず、ネパール人が賃貸を探す際に困る事とは？という部分から解説していきましょう。
ネパール語に対応していない
まず1つ目は、ネパール語に対応していないという事です。
不動産会社の中には、主要な外国語に対応している会社も多いですが、ネパール語に対応している会社は少ないです。
ネパール人にとって、ネパール語に対応してない会社だと、賃貸契約内容がしっかり理解できなかったり、保証会社などの詳しい説明が理解できない事になるので、なかなか賃貸を決められないという事が多いのです。
外国人というだけで敬遠されがち
2つ目は、外国人というだけで敬遠されがちという事です。
賃貸物件では、出来るだけ入居者同士のトラブルを避けたいという理由から、外国人を敬遠してしまうという所もあります。
文化の違いから、悪気がなくてもトラブルに発展してしまうケースもあり、訴訟問題になるとさらに事が大きくなってしまうので、不動産会社側としても外国人に賃貸を貸す時は、非常に注意する傾向があるのです。
保証会社がない
そして3つ目は、保証会社がないという事です。
日本人ならば、だいたいどの賃貸契約でも保証会社が見つかりますよね。
しかし、外国人の場合は、そもそも保証会社によってネパール語非対応のケースが多く、連帯保証人など条件に関しても入居が難しいケースが多いのです。
ネパール人の賃貸におすすめの賃貸物件とは？
では次に、ネパール人の賃貸におすすめの賃貸物件はどのようなものがあるのかをご紹介していきたいと思います。
UR賃貸
まず1つ目は、UR賃貸です。
UR賃貸自体は、知っているという人も多いでしょう。
民間の賃貸では、なかなか入居できないというネパール人でも、UR賃貸ならば入居する事が出来ます。
・外国人入居に寛容
UR賃貸では、外国人の入居に対して非常に寛容だと言われています。
外国人がUR賃貸に入居するためには、下記の条件を満たしていればOKです。
- 申込者本人の平均月収額が基準月収額以上ある
- 日本国籍・またはURが定める資格を持つ外国籍の方で、継続して自ら居住するための住宅を必要とする方
- 単身者もしくは現に同居、または同居しようとする親族のある方
- 申込者本人を含めた同居世帯全員が、URが定める入居開始可能日から1ヶ月以内に入居でき、物件内で円満な共同生活を営む事が出来る方
- 申込者本人を含めた同居世帯全員が、暴力団員などではない方
上記の条件を満たしていれば、ネパール人でも入居する事が可能です。
また、条件①の「基準月収額」とは、例えば家賃が62,500円未満の場合は家賃額の4倍と設定されています。
具体的な金額としては、家賃5万円程度の物件の場合、家賃額の4倍である20万円以上が必要という事になります。
・保証人が必要なく保証会社費用がない
UR賃貸では、入居の際に保証人が必要なく保証会社費用もありません。
そのため、保証人問題でなかなか賃貸が見つからないという人でも、UR賃貸なら入居する事が可能となるのです。
・初期費用が安い
UR賃貸では、初期費用が安いという特徴があります。
ネパール人に限らず日本人でも同じですが、引っ越しでは想像以上にお金がかかるため、出来るだけ初期費用は抑えたいものですよね。
そのような人にとっても、UR賃貸は入居しやすい賃貸物件と言えるでしょう。
ビレッジハウス
2つ目は、ビレッジハウスです。
ビレッジハウスの特徴としては、入居条件がゆるいという事です。
そのため、一般的な民間の賃貸物件では入居を断られてしまう可能性が高いネパール人でも、ビレッジハウスなら入居できる可能性が高くなるというわけです。
・独自の家賃保証会社がある
ビレッジハウスでは、独自の家賃保証会社があり、入居審査がゆるいという特徴があります。
一般的な賃貸物件では、ほとんど同じ審査条件となっているので、審査が厳しくなりがちで落ちてしまうケースも多いです。
しかしビレッジハウスでは、一般的な家賃保証会社を利用する事はないので、ネパール人でも安心して審査を通す事が出来ます。
・家賃の3分の1以上の月収があればOK
ビレッジハウスの入居条件としては、基本的に安定した収入があればOKとなっています。
そのため、万が一転職先が決まったばかりで、契約時には無職という場合でもビレッジハウスが定めている条件を満たしていれば審査を通す事が可能です。
ネパール人が賃貸を探す時の注意点
それでは最後に、ネパール人が賃貸を探す時の注意点を解説していきましょう。
今回おすすめの賃貸物件としてご紹介した、UR賃貸やビレッジハウスでも、円滑な共同生活を営む事が出来ない外国人は入居を断られてしまう可能性もあります。
そのため、最低限のマナーとして言葉遣いや態度には気をつけるようにしましょう。
また、過去にビレッジハウスでの滞納歴があったり、犯罪歴や反社会的勢力に属している外国人は、入居が出来ませんので注意しましょう。
まとめ
さて今回は、ネパールの賃貸におすすめの賃貸物件とは？というテーマで、詳しく解説してみました。
日本人に比べて、外国人は日本で賃貸物件を探す事が難しいという特徴がありますが、今回ご紹介したUR賃貸やビレッジハウスでは、ネパール人でも安心して入居する事が出来るようになっています。
これから賃貸物件を探したいという人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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