自分名義のUR賃貸住宅に親が住む方法と注意点とは

自分名義のUR賃貸住宅に親が住む方法と注意点とは

自分名義で借りた賃貸に親に住んでもらう方が増えてきています

民間賃貸ではなかなか手続きに手間がかかることがありますが、UR賃貸住宅では手続きもスムーズです

また、一時払い制度(家賃の前払い)貯蓄基準制度(預貯金の額)の審査方法もありますので、収入が少ない場合も入居審査も受けやすくなっています

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親のためにUR賃貸を借りる方法

子供が借りて親が住む

UR賃貸は家賃の4倍の前年度収入があれば借りることができます

その他に一時払い制度(家賃1年分前払い)・貯蓄基準制度(家賃の100倍の預貯金)のどれかの方法でもご入居することができます

手続きはすべて子供だけで手続きすることができます

もし、親自身が借りる場合も子供がすべて代理する制度もあります

所定の委任状印鑑証明書が必要になります

UR賃貸に入居するための審査条件とは

UR賃貸住宅の本申込・契約に必要な書類

親の年金収入に足りない必要収入を提供する

UR賃貸住宅では基本的に家賃の4倍の収入が必要になります

5万円の家賃であれば20万円の月収が必要になります

例えば年金収入が12万円あれば8万円足りないということになります

その8万円を子供世帯の収入と合わせることができます

これを家賃補給制度といいます

関連記事:収入が足りない時のUR賃貸の家賃補給制度(収入合算)

家賃補給制度を利用する場合、通常は必要家賃の半分以上の収入が必要になりますが、

  • 高齢者
  • 障がい者
  • 父子母子世帯
  • 18歳以上の学生

の場合は申込者本人の平均月収額や貯蓄額が基準月収額および基準貯蓄額の1/2以上ない場合でも申し込みすることができます

ご入居される親が所得が少なかったり年金収入の場合などは別世帯の子供所得の所得で入居審査を受けることができます

※注意点:家族がUR賃貸にお住まいの場合は家族がUR賃貸に住むのに必要な収入については差し引かれます

◆入居するのに必要になる資金

  • 敷金(家賃2か月分)
  • 日割家賃
  • 日割共益費

約家賃の3ヶ月分が契約時に必要になります

UR賃貸住宅の場合は家賃の引き落としは月末になるので、入居月は引き落としはありません

2か月目の月末から支払いが発生します

関連記事:UR賃貸の家賃は先払い?後払い?

◆必要書類

『親世帯』が用意する書類

  • 親世帯の住民票(続柄入り)
  • 身分証明書(免許証・パスポート・マイナンバーカードのいずれか)
  • 年金受給者証
  • 認印

『子供世帯』が用意する書類

  • 戸籍簿謄本
  • 家賃補給証明書(UR賃貸所定の書式)
  • 源泉徴収所と課税証明書

◆手続き

ご見学(団地の管理事務所で鍵を借りる)

仮申込(仮申込の手続き

本申込・契約(UR賃貸営業所)

ご入居

特例制度を利用する

◆家賃前払い制度で入居する

UR賃貸の特例制度で家賃12か月分を前払いすることで審査がなくなります

この場合入居するのには

  • 1年分の家賃
  • 家賃2か月分の敷金
  • 日割家賃・日割共益費
関連記事:UR賃貸の一時払い制度を解説

◆預貯金で入居する

UR賃貸住宅では預貯金の残高が家賃の100倍あれば審査はなくなります

この場合必要になるものが

  • 1週間以内に記帳した通帳もしくは1週間以内に取得した残高証明証
  • 家賃2か月分の敷金
  • 日割家賃・日割共益費
関連記事:貯蓄残高証明証によるUR賃貸入居審査とは?入居できる預金額は?

子供が借りる

子供の収入で親が住む住宅を借りることができます

収入は家賃の4倍が必要になります

親が一人で入居するか両親で入居するかで必要収入がかわります

単身者の場合の必要収入

家賃額基準月収額
~62,499円の家賃家賃の4倍の月収
62,500円~199,999円の家賃25万円(固定)の平均月収
200,000円~の家賃40万円(固定)の平均月収

家族で入居する必要収入

家賃額基準月収額
~82499円の家賃家賃の4倍の月収
82,500円~199,999円の家賃33万円(固定)の平均月収
200,000円~の家賃40万円(固定)の平均月収

※平均月収は総収入です。税金・社会保険料が引かれる前の収入で計算して下さい

関連記事:UR賃貸に入居するための審査条件とは

UR賃貸に親に住んでもらうメリットと注意点とは

親にUR賃貸に住んでもらうメリット

親に住んでもらう賃貸としては共用部分がゆったりして、トイレ・浴室に手すりが設置されているのは安心です

団地によって緊急ボタンなども付いています

大型団地の良さは管理事務所に管理人さんがいらしゃることです

◆初期費用が安い

初期費用が抑えられるのも魅力の一つです

CMで流れているように『仲介手数料なし・礼金なし・更新料なし』が費用を大きく抑えることができます

◆保証人不要

賃貸を借りる時には必ず必要な『保証人』が要らないのもUR賃貸の大きなメリットです

必要書類も少なくて済みます

ただ、緊急連絡先は必要になります

ur賃貸を借りるのに緊急連絡先がいない!どうしたらいい

◆建物が丈夫

UR賃貸住宅はほとんどが住宅性能評価証明を受けています

建物が安心で暮らせるものかどうかを判断する基準になります

UR賃貸住宅はの建物の耐震性能は(住宅性能表示制度)

◆割引制度がある

UR賃貸住宅では高齢者のために割引き制度の団地もあります

ご検討の際はご確認してみてください

関連記事:シニア・高齢者の審査が厳しい民間賃貸よりUR賃貸住宅がおすすめ

親に住んでもらう時の注意点

◆エレベーターがない団地

◆エレベーターの設置がないものも

UR賃貸は昭和30年代~50年代の建築も多く、エレベーターがないものもあります

1階・2階はそういった物件は人気住戸でなかなか空きがでないこともあります

◆1階・2階住戸は特人気

UR賃貸は団地によっては人気でなかなか部屋があかないものもあります

また、エレベーターのない団地などは1階・2階が更に人気が高いです

お部屋探しをする場合は余裕をもって、事前にお部屋探しをしていたほうがいいです

お部屋探しはUR賃貸の公式ページで確認することができます

まとめ

子供が両親の住宅を借りて入居することはできます

あくまでも契約者は子供になり、入居者が両親ということになります

最近では田舎に住む親に近くに住んでもらうためにUR賃貸住宅をかりていただくことがおおくなってきています

エレベーター付きの住宅も多くなっていますのでお勧めです

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