賃貸住宅を探していると、分譲賃貸マンションを見かける事も多いと思いますが、分譲賃貸マンションと聞くと、一般的な賃貸住宅よりも、設備や建物の構造など全てにおいて、高級なイメージを持っている人も多いでしょう。
では、実際はどうなのでしょうか?
今回は、分譲賃貸マンションとはどのようなものなのか、そしてメリット・デメリットもご紹介していきたいと思います。
これから賃貸住宅を探そうと思っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
分譲賃貸マンションとは?
それでは早速、分譲賃貸マンションとはどのようなものなのかを解説していきましょう。
分譲賃貸マンションとは、もともとは分譲マンションとして購入されたものが、何らかの理由があって貸し出されているものを言います。
例えば、オーナーが転勤などで一時的に住めなくなった場合に、留守にする間賃貸として貸し出すというケースが挙げられます。
また、投資目的でオーナーが分譲マンションを購入して、貸し出している事もあります。
分譲賃貸マンションのメリットとデメリット
では次に、分譲賃貸マンションのメリット・デメリットをご紹介していきましょう。
メリット
まず1つ目は、防音性・耐震性に優れているという事です。
一般的な賃貸マンションに比べて、分譲賃貸マンションはマイホームの購入希望者をターゲットとして作られています。
もちろん、他の賃貸マンションも建築基準法や耐震基準は守られていますが、分譲賃貸マンションはさらにコンクリート壁を厚くして、防音性や遮音性を高めている事が多いのです。
また、横揺れに強い免震構造を採用しているケースも多いと言われています。
2つ目は、グレードの高い設備です。
分譲賃貸マンションでは、最新モデルの設備を備えている事が多く、一般的な賃貸では叶わなかった利便性や居住性の向上を図る事が出来ます。
また共有スペースは、常に管理人さんや清掃員さんによって、清潔な状態に保たれているという特徴もあります。
そして3つ目は、防犯性に優れているという事です。
分譲賃貸マンションでは、防犯カメラやオートロックはもちろん、管理人さんが常駐している物件も多く、セキュリティ面が安心です。
また玄関の鍵も、防犯性の高いディンプルキーを採用しているケースが多いです。
デメリット
では次に、分譲賃貸マンションのデメリットです。
1つ目は、賃料が比較的高いという事です。
分譲賃貸マンションは、先ほどもご紹介した通り、最新の設備や安全性を重視している事から、比較的賃料が高いという特徴があります。
また、賃料の値引きも難しいというケースも多いですね。
2つ目は、期限付きの契約の場合があるという事です。
分譲賃貸マンションは、オーナーが一時的に転勤などで貸し出しているケースがあるため、期限付きでの契約のケースがあります。
そして3つ目は、物件数が少ないという事です。
分譲賃貸マンションは、一般的な賃貸に比べて賃貸市場に出ている物件数が少ないという特徴があります。
そのため、一般的な賃貸に比べると、選択肢が少ないという事が多いでしょう。
分譲マンションと賃貸マンションの見分け方
では最後に、分譲マンションと賃貸マンションの見分け方について解説していきましょう。
分譲マンションの場合は、下記のような特徴があります。
- 管理組合が存在するので、看板やエントランス掲示板に「管理組合」の文字の入ったものが多い。
- 比較的、豪華なエントランスになっている。
- 管理人が多い。
- 規約があるので、布団をベランダに干さない。
- エレベーターなどであいさつされる事が多い。
- 郵便受けに名前札が付いている。
このような特徴がある場合は、分譲マンションになります。
逆に、このような特徴が見られない場合は、賃貸マンションの事が多いでしょう。
まとめ
さて今回は、分譲賃貸マンションのメリット・デメリットというテーマで、詳しく解説してみました。
分譲賃貸マンションは、通常の賃貸に比べてマイホームにするという目的のものが多いので、一生住めるような設備や構造になっているケースが多いです。
期間限定での契約が多いですが、お試しで住んでみたいという時にはとてもおすすめです。
分譲賃貸マンションを検討している人は、ぜひ今回ご紹介したメリット・デメリットを参考にしてみてくださいね。
■ お得にUR賃貸にご入居できる
当社ではUR賃貸へのお引越しを考えている方にお得なサービスをご提供させていただいております
入居前に当社でお部屋の仮予約をしていただき、書類をUR賃貸にご提出してご入居いただきますとご入居お祝い金として家賃1か月分のキャッシュバックを行っています
余計な費用がかかるということもありません