UR賃貸住宅はUR都市機構で以前は住宅公社です
民間賃貸とUR賃貸は全く違う仕組みですので、初めてUR賃貸を検討される方に向けて書いた記事になります
UR賃貸住宅をうまく借りるコツについてまとめました
UR賃貸費用の抑えるコツ

UR賃貸のCMでは『礼金なし・更新料なし・仲介手数料なし』と宣伝されています
実はこれって凄くお得な条件です
民間賃貸に比べて安い初期費用
(家賃7万円・共益費3,000円の初期費用の例)
項目 | 費用 |
敷金 | 14万円(家賃の2か月分) |
日割家賃 | 3.5万円(15日に入居した場合) |
日割共益費 | 1,500円(15日に入居した場合) |
合計 | 176,500円 |
約家賃3か月分が初期費用になります
2回目の支払いは当月の月末に口座から引き落としされます
民間賃貸の場合は
更新料
鍵交換費用
礼金
保証会社の費用
などが加わってきます
割引制度を利用




UR賃貸住宅の対象になっているお部屋で条件に合う場合は家賃5%~20%割引を3年~5年間受けることができます
利用できるコツは割引対象になっている部屋を選ぶようにすることです
近割(きんきょうわり)・近割ワイドは利用できる住宅が多いですので、確認してみてください
そのママ割(家賃-20%)
U35割(家賃-20%)
子育て割(家賃-20%)
近居割・近居割ワイド(家賃-5%)
家賃支払時期のコツ
2か月目からは後払いになります(厳密にいうと少し誤差があります)
民間賃貸の場合は前払いが原則ですが、UR賃貸は月末払いですので後払いになります


キャンペーンでお得に借りるコツ
春と秋にUR賃貸ではキャンペーンを行っていることがあります(変更される場合もあります)
キャンペーン期間中は特に入居できる条件があります
対象物件を選ぶことでお得な条件でご入居することができます
- 抽選で新規契約者1000名に5000ポンタポイントプレゼント
- 対象物件で最大2か月家賃なし(最大フリーレント2か月)
- 対象物件で最大5年間家賃割引
キャンペーン期間中ではかなりお得に借りることができます
条件についてはお気軽にご相談ください(ラインでご相談)
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お得にキャッシュバックを利用

UR賃貸ではUR賃貸都市機構の直営の各営業所や案内所で申込ができます
また、UR賃貸を民間不動産会社が紹介する代理店もあります
代理店を通じてUR賃貸を仮申込を行うことで家賃50%~100%キャッシュバックをサービスで行っている代理店もあります(詳しくはこちら)
代理店で仮申込を行い本申込・契約・鍵の引渡はUR賃貸の営業所で行います(別途費用がかかることはありません)
入居審査のコツ

UR賃貸の入居審査
UR賃貸の審査は昨年度の総収入による審査になります
源泉徴収票・課税証明書・住民税決定通知書などにかかれている収入に合わせて借りることができる部屋が決まります
注意点は入居人数で必要な所得が変わります
★2人以上での入居に必要な収入
家賃額 | 基準月収額 |
---|---|
82,500円未満 | 家賃額の4倍以上 |
82,500円以上20万円未満 | 33万円以上 |
20万円以上 | 40万円以上 |
家族で家賃10万円の部屋を借りるのには月収33万円つまり税込年収396万円以上が必要になります
1人で収入が足りていない場合は同居者との合計で396万円以上の収入があれば大丈夫です
1,000円足りない場合でもダメですので気を付けてください!
★単身者でのお申込みの場合
家賃額 | 基準月収額 |
---|---|
62,500円未満 | 家賃額の4倍以上 |
62,500円以上20万円未満 | 25万円以上 |
20万円以上 | 40万円以上 |
一人で家賃10万円の部屋を借りるのには月収25万円つまり税込年収300万円以上が必要になります
入居審査のコツ
収入が足りない場合や無職・フリーランスの方で収入証明が出せない場合の入居方法がUR賃貸では特例という形であります
1年分の家賃の前払い(一時払い制度)
家賃の100倍の預貯金(貯蓄基準制度)
収入合算(収入の不足分の補給制度)
1年分の家賃の前払い(一時払い制度)
家賃の1年分の前払いと通常の敷金と日割り家賃と共益費の支払いが可能な場合は入居審査を通ります
フリーランス・無職の方がよく利用される制度になります
必要な書類も住民票・身分証明書(顔写真付き)だけで契約することができます
1年未満の退去でも残りの家賃は返金されますので特に損をすることはありません
家賃の100倍の預貯金(貯蓄基準制度)
預貯金の審査で入居することもできます
家賃の100倍の預貯金の残高証明をご提出することで入居することができます
家賃6万円 ⇒ 600万円の預金残高
収入合算(収入の不足分の補給制度)
ご入居する本人収入が必要な月収の半分以上あれば収入を合算することで入居することができます
- 同居家族
- 別居家族
- お勤め先の会社
この制度は学生・父子家庭・母子家庭・障害者の場合は必要月収の半分以上の収入は特に必要ありません
物件選びのコツ
築古年物件の狙い目はリノベーション物件
在宅勤務の方やフリーランスの方におすすめ
昭和40年代のいわゆる団地で3DKで40㎡前後のゆったりしたものが、ワンルームの価格で借りることができます
在宅勤務やフリーランスの方はプライベートの家具以外にも仕事道具が増えてしまいがちです
仕事用のお部屋がもう少し欲しいと考えられる方には家賃が抑えられて部屋数が多い団地がおすすめです
リフォーム物件とリノベーション物件の違い!?
よくわからないことがリフォーム物件とリノベーション物件の違いです
- リフォーム物件 ⇒ 傷んだ部分の修理だけ
- リノベーション物件 ⇒ 設備やドア・建具の新調
ハッキリとした区別ができないリフォームとリノベーションですが、リノベーションは建具や設備の交換も含まれるために時代的な古さを感じにくくなります
お部屋選びは家賃が少し高くはなりますが、断然リノベーション物件がおすすめです
家賃を抑えたいなら高層階
古い団地にはエレベーターの設置がないものが多くなります
賃貸のマンションは上層階が家賃が高く設定されていますが、団地の場合はエレベーターがないので低層階が人気になります
そのために高層階は家賃が安いです
階段が苦でなければ高層階が狙い目です
駅直結の物件も多い

駅直結の物件に住みたいと思い、不動産会社に相談しても
なかなか希望の物件はでてこない場合が多いです
駅直結の物件については分譲マンションやUR賃貸の物件が多いためです
通勤で雨に濡れたくない、防犯面が安心したい、年齢を重ねたので駅近の便利な物件に住みたいなどは駅直結の物件がおすすめです
タワーマンションに住みたい!

意外ですが、UR賃貸にはタワーマンションタイプもあります
価格的にも通常の賃貸より少し価格は高くなります
結婚するまでに一度タワーマンションに住んでみたいと思われている方は
おすすめです
お部屋を自由にみることができる!
UR賃貸は気になる物件は団地の管理事務所で鍵を借りて自由に見ることができる
(身分証明書が必要になります)
不動産屋さんに案内してもらうのは楽ですが、言いたくないことも聞かれるので気遣いで疲れてしまう方もいるかもしれません
空いているお部屋はUR賃貸の公式ホームページから確認することができますので、お部屋確認も楽です
UR賃貸のお得な制度を利用するコツ
入居日と退去日が日割計算
UR賃貸では入居日と退去日が日割り計算です
民間賃貸の契約では退去は月末が条件になります
無駄な家賃を払わなくてすむのはUR賃貸の場合は退去の2週間前に退去手続きをすればいつでも解約することができます
短期の入居も可能
民間賃貸では短期の賃貸契約はほとんどの場合不可になります
UR賃貸の場合は短期の入居であっても大丈夫です
リフォームでの仮住まい・家を建て替えするときの仮住まいなど短い期間の入居も可能です
注意点は2週間前には退去手続きが必要です
まとめ
UR賃貸は仲介手数料なし、更新料なし、礼金なしと大きな費用負担が避けられる制度になっています
ただ、住宅については地域が限定されますので、物件も限られていますが、魅力的な住宅もたくさんあります
UR賃貸のご相談をラインで行っています
お気軽にご相談下さい
