UR賃貸の審査はUR賃貸独自の審査が多く、民間の賃貸マンションの審査が厳しい無職、高齢者、自営業の方には利用しやすい審査方法もあります
大きく分けて入居審査は3つあります
それぞれの審査方法について詳しく解説します
UR賃貸入居審査方法
UR賃貸の審査方法は3つあります
どれか一つの方法を選択して審査を受けることができます
特徴としては
基準月額審査・・・サラリーマンさんにおすすめ
一時払い制度・貯蓄基準制度・・・自営業者・フリーランス・無職の方におすすめ
基準月額の審査方法
基準月額は前年度の収入から平均月収を計算して、入居を希望する部屋の家賃に対して必要な収入以上あるかどうかを確認する審査になります
UR賃貸の審査では単身世帯と家族世帯では必要な収入が変わります
基準月額の審査方法
必要となる収入
単身世帯の必要な月収入になります
家賃額 | 基準月収額 |
62,500円未満 | 家賃額の4倍 |
62,500円以上20万円未満 | 25万円 |
20万円以上 | 40万円 |
家族世帯に必要な月収入になります
家賃額 | 基準月収額 |
---|---|
82,500円未満 | 家賃額の4倍 |
82,500円以上20万円未満 | 33万円 |
20万円以上 | 40万円 |
対象になる収入
収入の確認については
給与収入の方は源泉徴収票・事業収入の場合は納税証明書
で収入の確認を行います
収入を確認するための書類
源泉徴収票の場合
源泉に上がっている支払い金額が収入額になります
源泉徴収票はお勤め先から取得することができます
納税証明その2
納税証明書は確定申告されている税務署で取得するとことができます
納税証明書はその1,その2がありますが、所得金額が確認できるのは納税証明その2になります
事業所得については経費を差し引いた申告額になります。売上金額ではないので十分に注意してください
収入を確認するための注意点
もし、仕事を辞めていたらどうなるの?
仕事を辞めている場合は前年度の収入は使えません
審査の対象になる収入については現在もお仕事を続けている状態になります
もし、現在辞めている場合や転職している場合は前年度収入で審査を受けることができませんのでご注意して下さい
無職の場合は
仕事を辞められて現在無職の場合は審査方法は基準月額収入の審査は受けることができません
一時払い制度・貯蓄基準制度のご利用をご検討下さい
転職した場合
就業してから1年未満の場合はUR賃貸の書式を使って、お勤め先で所得証明証(1年間のみなし所得)をもとに源泉徴収票・課税証明書の代わりに利用することができます
1年未満の場合は所得証明書と現在働いているということ健康保健証がひつようになります
就職が決まっている場合
まだ、就職していない場合もUR賃貸所定の所得証明証を使うことで基準月額制度を利用することができます
追加書類として雇用契約書、もしくは内定通知書が必要になります
収入が足りない場合(家賃補給制度)
【親族からの収入補給】
必要な収入の半分以下の場合、同居・別居の親族との収入と合算することも可能です
その際はUR賃貸で現在入居中の場合は必要な基準月額を差し引いた収入のみを合算することができます
【勤務先からの収入補給】
必要な収入の半分以下の場合、勤務先からの収入補給も合算することができます
所得が足りない場合(収入+貯蓄)
所得が足りない場合は必要な所得の半分以上あれば、貯蓄基準制度との併用も可能です
注意したいのが、必要所得の半分以上と必要貯蓄の半分以上が必要になります
(家賃5万円のお部屋の場合)
所得120万円以上+貯蓄250万円以上
ということで所得も貯蓄も基準以上が条件になります
就業してから1年未満の場合(みなし年収制度)
就業してから1年未満の場合はUR賃貸の書式を使って、お勤め先で所得証明書(1年間のみなし所得)をもとに源泉徴収票・課税証明書の代わりに利用することができます
※高齢者・障がい者・父子母子世帯・満18歳以上の学生の方の場合は基準月額の半分以上なくても可能です
アルバイト収入の方は?
アルバイト収入が収入として計算できるかどうかは永続的に収入が確保できるかどうかになります
アルバイト収入も所得として認められています
必要書類は昨年度の源泉徴収票と最新の課税証明書になります
なお、就職して1年未満の場合はUR賃貸所定の収入証明証が必要です
1年通算でお仕事をした場合の収入をお仕事されている事業主さんに書いて頂きます
家賃等の一時払い制度
家賃を前納(1年~10年選択)することで、特例で入居資格を持つことができます
貯蓄基準制度
預金が家賃の100倍以上あれば、特例で入居資格を持つことができます
- 家賃30,000円(基準貯蓄額3,000,000円以上)
- 家賃50,000円(基準貯蓄額3,000,000円以上)
- 家賃100,000円(基準貯蓄額10,000,000円以上)
貯蓄残高証明証によるUR賃貸入居審査とは?入居できる預金額は?
入居審査に落ちる方とは
どうしても審査である以上、どうしても審査落ちする方もいらしゃいます
入居審査に落ちる方についてまとめました
- 基準月額の収入がない方
- 反社会的勢力の方
- 家賃1年分前払いすることができない方
- 家賃の100倍の預貯金がない方
- 同居・別居家族から家賃補給をすることができない方
- 契約住戸と仕事場まで2時間以上かかる方
UR賃貸では入居審査がオープンになっていますので、どの方法を使えば審査に落ちないかを入居者自身が選ぶことができます
審査の基本になっているのは入居してからも家賃滞納がないように審査されています
希望のお部屋では収入が足りないなどの場合は家賃の安いお部屋に変更することで入居することもできます
まとめ
UR賃貸の入居審査が厳しい場合とそうでもない場合に分かれるようです
審査基準がはっきりしているので、枠にはまらないとどうしても入居することはできません
例えば300万円必要であっても299万円しか収入がないと審査に落ちてしまいます
そういった意味では厳しいです
収入による審査が足りない場合は家賃補給制度・一時払い制度・貯蓄基準制度などの収入が足りない場合の特例をご利用することをおすすめします
保証人なし、礼金なし、仲介手数料なしのUR賃貸は初期費用を抑えるだけでなく、保証人を家族に依頼する煩わしさがないだけでもお得です
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入居前に当社でお部屋の仮予約をしていただき、書類をUR賃貸にご提出してご入居いただきますとご入居お祝い金として家賃1か月分のキャッシュバックを行っています
余計な費用がかかるということもありません