分譲賃貸マンションとは？メリットとデメリットについて解説

分譲貸しと言われている分譲賃貸マンションってどんなマンションかご存じでしょうか？

基本的には自分が住むために購入したけれども、何らかの事情（転勤、離婚、相続）などで人に貸しているマンションということが多いです

分譲賃貸マンションは賃貸用マンションに比べてメリットもあればデメリットもあります

分譲賃貸マンションについて解説します

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分譲賃貸マンションとは？

分譲賃貸マンションは分譲貸とも呼ばれ、賃貸マンション用に建築されたものではなくマンションディベロッパーが長期の住宅ローンを組む事ができる区分マンションの事になります

• 壁の厚さが分厚い
• 天井の厚さが分厚い
• 設備が優れている

などマンションとしてのポテンシャルが非常に高いものが多いです

理由は住宅ローンが35年など長期のタイプが多く、建物の価値が住宅ローン中は維持されるようになっています

つまり、35年もつマンションということになります

更に住宅品質確保法に基づいて、第三機関によって住宅性能評価を受けています

分譲賃貸マンションメリット

お隣の声や上階の生活音が聞こえにくい

分譲賃貸マンションは壁・床の厚みが全体的に分厚く作られています

そのため、賃貸マンションに比べて音の響き方が少ないと言えます

寒さ、暑さに強いガラスが採用

また、ガラス窓なども築浅の物件ではlow-eガラスといって特殊な金属膜をコーティングされているガラスが使われていて、『断熱タイプ』『遮熱タイプ』など通常の窓ガラスにはない断熱性をもったものが採用されています

別名エコガラスと言われていることからも分かるようにエアコンの利用でかかる電気料金を抑えてくれます

鉄筋コンクリート造

賃貸専用のマンション・アパートは木造、鉄骨などの建築費用が抑えられる工法のものが多くなります

安く作れる代わりに性能は鉄筋コンクリートに比べてかなり落ちてしまします

分譲賃貸マンションのほとんどは鉄筋コンクリート造になります

耐震性や防音なども木造、鉄骨などと比べて非常に能力が高い工法になります

マンション購入者が住んでいる

賃貸マンションに比べて徹底的な違いは分譲マンションの場合、ほとんどが所有者が住んでいるということです

賃貸マンションの場合は入れ替わりも多く、あまり周りの住人さんとのコミニケションもありません

また、近所に対する配慮も少ないことが多いです

分譲賃貸マンションの所有者はそれぞれ管理組合の一員でもあります

管理は管理会社が行いますが、管理組合の同意のもとでマンションのすべての事が決められていきます

綺麗に共用部を使うことはもちろんのことで、近所に対する配慮も忘れることはありません

分譲賃貸マンションは賃貸マンションとは住人さんの間隔が大きく違うようです

分譲賃貸マンションデメリット

個人オーナーの為に管理対応がむずかしい

個人オーナーと言えども管理会社が間に入っている場合はスムーズにいきますが、個人オーナーが管理を行うこともあります

そのため、お部屋の設備が壊れた場合、誰が負担するのかがわからないというオーナー様もいます

例えば換気扇が壊れた場合、故意過失で入居者が潰したのではなければ家主負担になります

ただ、換気扇を直すとなると10万円以上の費用がかかることも珍しくありません

個人オーナーにいきなり10万円以上の費用を負担することに戸惑うこともあります

また、お風呂のガス給湯器など毎日使うものが壊れてしまうと非常に大変なことが起きます

退去費用が高くなる可能性が

個人の所有マンションになるため、設備も効果なものが多くなります

退去にかかり費用負担が高くなる可能性が十分にあります

例えばフローリングなども賃貸マンションで使われているレベル以上のものが使われているために原状回復費は高くなりがちです

まとめ

分譲賃貸マンションは賃貸用のマンションではなく、分譲マンションとして所有者が住むために購入したマンションになります

転勤、家族の事情で住むことがなくなったものを賃貸として貸されたものになります

分譲マンションということで賃貸マンションに比べて設備や構造のレベルが高いものが多いです

そのため住み心地として騒音問題や近隣問題は少なくなります

ただ、退去費用は高くなる可能性があります

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