賃貸でブルーレットが禁止の理由について詳しく解説!

ブルーレット

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トイレを流すたびに、色鮮やかな水が流れる事で人気のブルーレット。

水の色が綺麗なだけでなく、水を流すたびに便器の中を掃除する事も出来る優れものですが、賃貸ではブルーレットが禁止になっているようです。

そこで今回は、賃貸でブルーレットが禁止の理由について詳しく解説していきたいと思います。

賃貸でブルーレットが禁止の理由

それでは早速、賃貸でブルーレットが禁止の理由について解説していきましょう。

浄化槽に影響があるから

まず1つ目の理由としては、浄化槽に影響があるからというものです。

ブルーレットの中に含まれている界面活性剤などの成分は、浄化槽の中の微生物の活動を弱めてしまったり、少なくしてしまう可能性があると言われています。

もちろん、全ての微生物が死滅してしまうほどの強力な成分ではありませんが、賃貸では大家さんから借りているトイレだという事もあり極力浄化槽に影響がない状態で過ごす事が好ましいとされています。

そのため、少しだとしても浄化槽に影響を与えるような成分が入っているブルーレットは最初から禁止にしているケースが多いのです。

タンクに不具合が生じる可能性があるから

2つ目の理由としては、トイレのタンクに不具合が生じる可能性があるからというものです。

ブルーレットは、トイレ用のアイテムなので使用したからといってすぐにタンクが壊れてしまったり、劣化の原因になるというわけではありません。

しかし、タンクの中で水を溜めるために設置されている弁の付近は、非常に細い形状になっており、ゴミやカスが溜まりやすいという特徴があります。

そのため、ブルーレットを使用する事でブルーレットに含まれている色々な成分が使い続けているうちに弁付近に蓄積されていき、タンクの中の水の溜まりが悪くなったり、流れが悪くなるという事が起きやすくなるのです。

このような理由から、賃貸では少しでもトイレタンクに影響がある事が考えられるブルーレットは、使用を禁止しているというわけです。

トイレに色が移る可能性があるから

そして3つ目の理由としては、トイレに色が移る可能性があるからというものです。

トイレの水を流すたびに、青い綺麗な水が流れる事がウリのブルーレットですが、その青い色がトイレに移ってしまい取れなくなってしまう事があります。

一番、色移りの可能性があるのが便器とブルーレットを置いてある部分ですが、ずっと使い続けているとどうしても青い線が跡のように残ってしまったり、水が跳ねた時にそのまま付着してしまうケースがあるのです。

賃貸では、出来るだけ設置してある設備を綺麗な状態に保ちたいので、色移りの可能性があるブルーレットは最初から使用を禁止しているというわけなのです。

賃貸でブルーレットを使いたい時の対処法

さて、賃貸でブルーレットの使用が禁止されている理由は分かりましたが、掃除の手間が省ける優れものなだけに出来れば使いたいと思う人も多いでしょう。

そこでここでは、賃貸でブルーレットを使いたい時の対処法をご紹介していきたいと思います。

ブルーレットの使用を認めている賃貸を探す

まず1つ目は、ブルーレットの使用を認めている賃貸を探すという事です。

多くの賃貸では、ブルーレットの使用を禁止しているようですが、それでも全ての賃貸が使用を禁止しているわけではありません。

賃貸物件によっては、ブルーレットの使用を禁止していない所もあるので、どうしてもトイレ掃除の手間を省きたい、ブルーレットをトイレに置きたいという場合は、使用を認めている物件を探すようにしましょう。

大家さんや管理会社に相談する

そして2つ目は、大家さんや管理会社に相談するという事です。

基本的に、賃貸借契約書にブルーレットの使用を禁止する事が書かれている場合は、大家さんや管理会社に相談しても使用する事は出来ません。

なぜなら、賃貸に入居している間において、何か問題が発生した場合は全て賃貸借契約書に書かれている事に従って対処する事になっているからです。

そのため、賃貸借契約書にブルーレットに関する記載がない場合は、大家さんや管理会社に相談する事で使用できる可能性があります。

この時に、賃貸借契約書を確認してブルーレットの使用に関する記載がないからと言って、勝手にブルーレットを使用する事は出来るだけ避けた方が良いでしょう。

万が一、ブルーレットによって借りている部屋のトイレに不具合が生じた場合、トラブルの原因になる事があるからです。

このように、まずは賃貸借契約書を確認し、その上でブルーレットの使用について大家さんや管理会社に相談する事をおすすめします。

回復修理費用が入居者負担になるケースもある

賃貸においては、ブルーレットの使用を禁止している場合は、基本的に賃貸借契約書に記載があります。

それを分かった上で、入居者が故意にブルーレットを使用していてトイレが故障した場合、回復修理費用が入居者負担になるケースがあります。

トイレ自体が壊れなくても、禁止されているブルーレットを使用し、色移りやタンクの不具合が生じた場合は、その原因となっているものを直すための費用は基本的に入居者負担になるので注意しましょう。

まとめ

さて今回は、賃貸でブルーレットが禁止の理由について詳しく解説してみました。

ブルーレットは、置くだけでトイレの掃除も出来るので使っている人も多いと思いますが、賃貸住宅ではトイレの故障を避けるため使用を禁止しているケースが多いです。

そのため、賃貸でブルーレットを使いたいと思っている人は、事前に賃貸借契約書を確認したり、最初からブルーレットが使える物件を探すようにすると良いでしょう。

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宅地建物取引士 佐藤広明
はじめまして、UR賃貸Z運営のマチ不動産株式会社佐藤広明と申します。UR賃貸を2004年よりお客様にご紹介させていただいております。UR賃貸独自の審査方法や費用などをわかりやすさを重点にブログで発信させていただいております。当サイトではUR賃貸の斡旋もおこなっております。