賃貸住宅は、大家さんから借りている部屋なので、雨漏りがしても勝手には直せないですよね。
しかし、日常生活に支障が出るほどの雨漏りが繰り返す時は、出来るだけ早めに解決させたい問題でもあります。
そこで今回は、賃貸で雨漏りが繰り返す理由や対応策などを詳しく解説していきたいと思います。
賃貸で雨漏りが繰り返す理由
それではまず、賃貸で雨漏りが繰り返す時の理由について見ていきましょう。
建物自体の劣化
まず1つ目は、建物自体の劣化が原因の場合です。
賃貸住宅によっては、築年数が古い物件もあり、そのような物件に住んでいると建物自体の劣化によって雨漏りが繰り返される事があります。
例えば、外壁にヒビが入っていて、そこから雨が漏れてしまっているようなケースや、屋根のコーキング材が劣化している事で雨漏りが発生している可能性もあります。
このように、パッと見は分からなくても、建物の築年数が古い賃貸に住んでいるような場合は、劣化による雨漏りが考えられます。
建物の構造上の問題
2つ目は、建物の構造上の問題による雨漏りです。
建物の構造上の問題で一番多いのが、雨どいや軒がない住宅です。
築年数が古い物件ではあまりありませんが、最近建てられた比較的新しい賃貸では、デザインを重視して最初から雨どいがないようなものも多いです。
このような構造の賃貸では、昔ながらの構造の賃貸に比べると雨漏りがしやすいという特徴があり、もともとの構造が原因のため何度も雨漏りを繰り返すケースがあるのです。
修繕時に原因特定漏れがあった
そして3つ目は、修繕時に原因特定漏れがあったというものです。
雨漏りは、小さな隙間から発生する事も多いため、プロの業者でも雨漏りの原因箇所を見極めるのは非常に難しいと言われています。
そのため、原因場所をしっかりと特定するためには、何度も調査をする必要があるのですが、1回の修繕時にそれが全部分かるとは限らないため修繕したにも関わらず何度も雨漏りが繰り返す事があるのです。
賃貸で雨漏りが繰り返す時の対応策
では次に、賃貸で雨漏りが繰り返す時の対応策をご紹介していきたいと思います。
雨漏りの状況を画像や動画で記録する
まず1つ目の対応策としては、雨漏りの状況を画像や動画で記録するという事です。
雨漏りは、当然ですが雨が降っている時にしか発生しないので、雨がやんでからでは実際の雨漏りの状態を大家さんや管理会社に正確に把握してもらう事が出来なくなってしまいます。
どの程度の雨漏りが繰り返されているのかを正確に伝えるために、まずは被害の状態を写真や動画で撮影して残しておく事が大切です。
画像や動画で記録しておけば、賠償責任の際にしっかりとした証拠として提出できます。
被害が広がらないようにしておく
2つ目の対応策としては、被害が広がらないようにしておくという事です。
賃貸の部屋は、大家さんから借りているものなので、雨漏りによって床などが濡れて腐食したりしないように対処しておく事が大切です。
最終的な補償に関しては、修繕時に対処してもらえますが、実際に雨漏りがしている状態の時はまず現状以上の被害が広がらないように、バケツなどを置いたりタオルなどを敷いておくようにしましょう。
大家さんや管理会社に連絡する
そして3つ目の対応策としては、大家さんや管理会社に連絡するという事です。
一通り、自分で出来る対応策をしたら、大家さんや管理会社に連絡をします。
賃貸の場合、雨漏りの原因箇所を入居者が勝手に修繕するのはNGです。
そのため、修繕などの相談も含めて、なるべく早い段階で大家さんや管理会社に連絡するようにしましょう。
賃貸の雨漏りは基本的には大家さんに修繕義務がある
賃貸住宅の場合は、雨漏りなどが発生した場合の修繕責任は大家さんや管理会社にあります。
もちろん、入居者が故意に壁や屋根などを壊した事によって雨漏りが発生した場合は、入居者に修繕責任が課せられますが、通常の雨漏りが繰り返されている場合は、修繕費用なども大家さんが負担する事になります。
ただし、雨漏りによって被害を受けた家財への補償に関しては、契約内容によって異なるので注意が必要です。
賃貸を借りる際には、賃貸借契約を締結しますが、基本的にそこに書かれている内容に従う事になっているので覚えておきましょう。
また、民法611条では「賃貸の部屋の一部がトラブルによって使えない状態になった場合は、使用できなくなった部分の割合に応じて家賃の減額が可能」という定めがあり、民法上では交渉によって家賃の減額なども可能となっています。
対応してもらえない時の方法
それでは最後に、大家さんや管理会社に連絡したにも関わらず、なかなか対応してもらえない時の方法について解説していきたいと思います。
大家さんや管理会社が対応してくれない場合は、国民生活センターや消費者センターなどに連絡すると、雨漏りによって被害を受けた状況などを相談する事が出来ます。
相談する事で、今後どうすればいいかのアドバイスをもらえますし、大家さんや管理会社が対応していないという証拠を残す事も出来るのでおすすめです。
また、先ほども触れましたが民法によって家賃減額の交渉が認められていたり、雨漏りの対応をしてもらえない事で引っ越す事になった場合の引っ越し代金の請求が認められているので、このまま対応してもらえない場合は家賃減額の交渉や引っ越しをする旨を伝えその音声や書面などを残しておく事で対応してもらえるようになる可能性が高まるでしょう。
まとめ
さて今回は、賃貸で雨漏りが繰り返す理由や対応策などを詳しく解説してみました。
賃貸で雨漏りが繰り返す原因は様々ですが、借主は借りている部屋で問題が起きた時には、出来るだけ早く大家さんや管理会社に連絡しなければなりません。
そして大家さんや管理会社は、出来るだけ早く問題点を把握して対応しなければなりません。
基本的には、雨漏りによる修繕責任は大家さんにありますが、契約内容や状況によって異なるので事前に賃貸借契約書を確認していざという時に慌てずに対応できるようにしておきましょう。
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