皆さんはUR賃貸という言葉を聞いたことはありますか?
UR賃貸は、普通の不動産会社が扱っている賃貸住宅とは異なり、様々な特徴があります。
タイトルにもある通り、無職の方や保証人が立てられない方でも安心して利用することができます。
今回は、UR賃貸の特徴や実際はどうなっているのかについて紹介していきます!
そもそもUR賃貸とは
UR賃貸とは、日本が高度経済成長期に建てられた建物を利用した賃貸住宅サービスの事です。
高度経済成長期には、マンションやタワーマンションは庶民の憧れであり、沢山建設されていたのです。
しかし、経済が徐々に進化し現代になると、マンションなどに住むことはいたって普通の事となり、むしろ一軒家の方が価値だけで見ると上に位置することもあります。
よって退去する方が増え、空きが出るようになった賃貸住宅が主にUR賃貸として利用されています。
UR賃貸は高度経済成長期に建てられたことを説明しましたが、中身はそこまで古いという事はありません。
UR賃貸は全てリノベーション工事が行われてから賃貸住宅として登録されるため、中身はかなり綺麗になっています。
一部、キッチンやお風呂・トイレなど、昔の面影が残る場所があることも多少存在しますが、その部分は他のUR賃貸と比較しながら決定することができます。
UR賃貸の特徴
礼金・仲介手数料などの必要ナシ
ここがUR賃貸の最大の特徴『礼金なし・仲介手数料なし』といっても過言ではありません。
一般的なアパートやマンションに入居する際には、不動産会社への仲介手数料や保険契約料などが必要になりますが、UR賃貸ではこれらの費用が全く必要ありません。
中には火災保険や津波保険等がセットになっている場合もありますが、UR賃貸ではこれらを契約する必要が無い場合がほとんどです。
有事の際に保険金を受け取ることができないリスクはありますが、それよりも安さや居住地の確保が優先事項である方も沢山いるはずです。そのような方々にとって、UR賃貸は藁にも縋る思いで契約したい住宅となるでしょう。
連帯保証人がいなくても契約することができる
一般的に、賃貸住宅を契約する際には「連帯保証人」という存在が必要になります。
連帯保証人の役割は、契約者が行う家賃の支払いが滞ったときに、代わりに支払わなければいけないという重大な役割を担っています。
よく、「保証人にはなっても連帯保証人にはなるな」と言いますが、保証人は「あの人(滞納した人)、車とか持っているので、それを支払いに充てて下さい」と不動産会社に言い返すことができますが、連帯保証人はどのような理由があっても必ず支払い義務が覆いかぶさってくるのです。
このようなリスクを負ってまで連帯保証人になってくれるのは主に家族であり、両親や祖父母が連帯保証人となる場合がほとんどです。
しかし、家族が仕事をしていない場合や過去に自己破産・個人再生などの手続きを行っている場合、現在は生活が安定していても連帯保証人になることは難しくなります。このような理由があると、一般的なアパートなどを契約することができないのです。
UR賃貸では、このような保証人の必要がありません。保証人を立てることができなくても、契約者本人の確認が取れれば、契約することができます。
無職でもUR賃貸を借りることはできるのか
中には、無職で現在職を探している方もいらっしゃると思います。
一般的な賃貸住宅では無職だとどのような理由があってもほぼ契約を行うことはできません。
しかし、UR賃貸の場合は、無職でも契約が行える場合があります。
無職でも契約を行える条件は2つあり、1つ目は一時前払いを行えることです。(一時払い制度)
これは、多くの場合1年分の家賃や共益費を一括で支払うことにより、契約がOKとされるものです。この方法で契約を行う方も非常に多く、敷金を合わせても90万円前後で済む場合があります。この程度であればなんとか用意できるという方もいるはずです。
2つ目は家賃の100倍の貯蓄があることです。(貯蓄基準制度)
例えば、家賃が6万円なら、600万円の貯蓄があれば契約をすることができます。
しかし、これだけの貯蓄がある人でUR賃貸を積極的に探している方はあまりいないと思いますので、珍しいケースにはなります。
このように2つのうちどちらかの条件を満たすことで、無職の方でも契約をすることが十分に可能です。
まとめ:UR賃貸は非常に融通の利く便利な住宅!
今回はUR賃貸について紹介してきました。
UR賃貸はそもそもの家賃が安いことに加え、余計な初期費用も抑えることができます。内装もリノベーションされており、現在では無印良品とコラボしている綺麗な住宅もあります。
ぜひ、検討してみてはいかがでしょうか?
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